アフリカ、セレンゲテイ保護区には湿原のライオンと呼ばれている特殊なライオンたちがいます。
ここは陸地を様々に交錯する水路が走っていて、陸の境界を形成しています。
広大な面積なのですが、そこには数多くのバッファローたちと数群のライオンの群れがいます。
そしてライオンたちは水路を利用して、様々な駆け引きを行ない、信じられないことに、水路を使ってバッファローの群れをコントロールし、安定した食料を得ているのです。
それはさながら牧場で牛を追い立てるカウボーイのようです。
ここのライオンはほかの草原のライオンに比べて一回り大きいといいます。
動画をお見せできなくて残念ですが、研究価値の高いライオンであるようです。
「ベンガルタイガー」〈その1〉 私の作った小説です。順番に掲載しています。
インドベンガル地方にトラの生息域がある。
ベンガル地方はのべ○平方キロにもおよぶ広大な地域であり、数多くの動物たちが生息している。
これはそこに住む俗称ベンガル虎と、彼ら同族たちの人間に対する逆襲の物語である。
虎は今日も獲物を探していた。いつもの日課である。
それが彼らの仕事であり、その日一日、いかに獲物を捕らえ、喰らい、自らのテリトリーを守り、おのれのライバルを倒すかが天命ともいうべきライフワークなのだ。
鹿の臭いを嗅ぎつけた。虎は臭いを嗅ぎわけ、それをたどって、密林を柔軟な身体で蛇身のごとくすり抜けつつ、何キロも彷徨い(さまよい)歩いた。
その虎は鹿を確認し、猫這い姿勢で一点に集中し、じょじょに彼我の距離をつめていった。
オスの虎の臭いがする。にわかに虎のアドレナリンが体中を駆け巡り、思わず虎は生唾を飲みこんだ。
つぎの投稿まで時間が空くので
ほかの情報を見る
↓↓↓
にほんブログ村